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ハナダイたちの産卵が熱い

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こんにちは!

1月23日より冬季休業に入りました。県の緊急事態宣言も出ておりますので、おとなしく過ごすには丁度良かったです。今回は帰省などできませんが、船のメンテナンスなどやる事が色々あるので島でコツコツ仕事をしようと思います。

さて、休業前はカメラを持って潜れる機会をちょいちょい頂きました。
冬の定番のモエギハゼは勿論、この時期はハナダイの繁殖行動が熱いんです。
特に今年はフタイロハナゴイが成長してオスになり、メスとの繁殖行動を初めて見られたのが嬉しかったです。



フタイロハナゴイは毎年見られるのですが、幼魚からメスになりその後いなくなることが多いんです。完全なオスへと成長することは稀でして、この機を伺っていました。
他のハナダイは、繁殖時以外でも婚姻色になる事が多々あります。しかしこの魚は恐らく繁殖時にしか婚姻色にならないのではないでしょうか。
この場所にはケラマハナダイが数多く生息しており、特にメスはフタイロハナゴイが産卵を行おうとする場所に沢山泳いでいます。フタイロハナゴイが繁殖を行う際は、フタイロのオスがケラマのメスを追い払って、繁殖を行うスペースを作る様子が見てとれました。
メスが一匹しかいないので、放精放卵の瞬間はなかなか見ることが出来ませんでした。
やりそうでやらないし、しかもなかなかのスピードでして・・・こんな写真しか撮れなかったのが悔やまれます。オスの奥にいるのがメスです。
とりあえず今回はオスの婚姻色が見られただけでも良かった!
休業なんでしている場合じゃないんだけどなー!!撮りに行きたい!!
おまけの大あくび~~

カシワハナダイのオスも婚姻色になってメスに求愛をしていました。


個人の勘ですが、おそらくあと1時間も待てば産卵していたと思います。
明らかに動きに違和感がありました。
カシワハナダイの産卵も休業明けに狙ってみたいな。まだやってるかな??

そしてそして、アカネハナゴイです。
この魚の繁殖行動は、3DIVE目のタイミングで結構見られるんです。
ただ、数がめちゃくゃ多いので、狙いを定めるのがとても難しいですし、とにかく動きが速い。早すぎるんです。アカネハナゴイの産卵の瞬間なんて、そうそう撮れるもんじゃないと思います。今回初めてオスとメスが交わるシーンが撮れましたが、これトリミングしています。

いやいや・・・こんな写真でも「よくやった!」と自分を褒めてやりたいです。
この程度の写真でもドヤ顔してOKなレベルだと思います。
10mもない水深で見られますので、腕に自信のある方には是非挑戦していただきたいですね(*’ω’*)
イトヒキベラも元気です!
ベニヒレイトヒキベラのオスが婚姻色になっておりました。
ツキノワ・ゴシキ・クジャクもビンビンです。ただ、こやつらも相当早いので難しい。
ベニヒレは動きがゆっくりなので、結構簡単に撮れちゃいます。
ビンビンのクジャクベラはなかなか近寄らせてくれません。
パッとした写真を撮るにはまだまだ修行が必要ですね(^^;)
モエギハゼは鰭全開の写真を100%撮れる自信がありますが、いつも同じような写真になってしまうので、次のステージへ・・・
たくさん入れちゃおう!
そんな事にトライしております笑
結構絞っても近寄ると他のモエギハゼがボケてしまうのが難点ですが、いつか複数匹すべてにピントが合って全ての個体が鰭全開 なんて撮れたら嬉しいな~。なんて淡い夢を見ております。
水温が下がると浅場へ上がってくるアケボノハゼ。
見られる機会が多くなってきています。
警戒心の薄い子が多いので、慎重に近寄れば接写可能です。
冬は、水面近くに色々な生物が浮遊します。
これはそれらを捕まえて食べていたカニ。安全停止中も面白い!
チンアナゴもいっぱいおります(*’ω’*)
警戒心薄い子が集まる場所もありますから、是非狙っていただきたい被写体です。
映え写真も撮りましょう!!!

というわけで、明日から本格的な船のメンテナンス作業に入ります。もちろん事務仕事や器材メンテナンスもたんまりあります。
2週間ありますが、2週間でどこまで終わらせられるか。溜まった仕事を全て片付けて営業再開できるよう頑張ります( `ー´)ノ

BY たけ

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