犬の魅力(ともやブログ その20)

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我が家は、猫2匹と犬2匹の多頭飼い。

気付けば何だかんだで増えてしまったけれど、勿論後悔はしていないし、むしろ自分の短い人生の中でこのような経験ができたことは大変貴重であり誇りにさえ思う。同じ境遇の人と出会うのは非常に稀だろう。

そんな、稀な経験を経ている自分が今一度猫と犬の違いを考えてみる。

どちらにも共通しているのは、飼い主に対して無償の愛を注いでくれていると言うこと。

猫=気分屋

これはあながち間違ってはいないし、そう感じてしまう人が殆どだと思う。しかし僕が思うに猫は気分屋なのではなく、我々飼い主が猫に求めている【愛情表現】のタイミングやその長さなどからして、お互いの満足度が合致していないだけ。

猫、実は寝ているようで飼い主の言動を常に感じているし、起きている時は常にこちらを見ている。目が合った時には鳴いて何かを訴えたり、それが叶わない時はすり寄って気付かせてくれる。それが可愛いと思い飼い主は猫に愛情を注ぐ。しかし、猫は要求が叶うとそっぽ向いてどこかへ、、なんてよくある。

これを、「猫は気分屋で素っ気ないから可愛くない」と片付けてしまうのは簡単なのだけれど、ちょっと待ってちょうだいな。

それって、相手に【見返りを求めている愛情】なのではないでしょうか?つまり無償の愛ではないということが言いたい。

これら猫の生態を理解していてそれでも且つ犬より猫が好きと言える人。そんなあなたは間違いなく猫派です。

次に犬の話。

その前に、多頭飼いのデメリットを話しておこう。

ズバリ、【愛情が分散する】。これに尽きる。

4匹飼っているからって、こちらが注げる愛情が4倍に膨れ上がるわけではなく、1匹あたり1/4しか愛情を注げない。仮に4匹中1匹だけに愛情を100%注ごうとしても(そんな飼い主いないと願う)絶対無理で、せいぜい4:2:2:2か4も注げない。2人以上お子さんを育てている親御さんならよくわかるはず。

犬や猫は人間同様やきもちも焼くし、一匹にかまっている間も他の子達はしっかり見ています。わがまま言ったり恨んだりしないだけで、人間と同じ。

他のデメリットとしては、お金が掛かるのと日頃の世話が大変なくらい。勿論そんなことは飼う前に覚悟しているだろうからデメリットではないですね。となると多頭飼いのデメリットって上に書いたことくらいだと思う。

話を戻して、犬のはなし。

正直なところ、僕は犬派。猫の良さも悪さもわかっていたつもりだけど、猫&犬と一緒に生活してはっきりした。

今日は僕にとって【犬の良さ】と、共に生活をすることで発生する【メリットとデメリット】を改めて考えてみる。

※過去に書いた「猫の魅力」はこちらから

↑白ポメのポンちゃん

↑黒ポメのクーちゃん

犬の良さを挙げるとすれば、まず第一に思い浮かぶのは表情。他のペットに比べて喜怒哀楽がはっきりしているのは大きな特徴。

特に、嬉しい・満足している時は口角が上がり笑っているような表情となり、非常に好感が持てる。夕食作った時、無表情で食べられるよりニコニコしながら食べてくれた方が嬉しいですよね。犬の場合与えた愛情に対して人間の大半が望むであろう表情が帰ってきます。散歩や遊びも然別。意識してやっていないだけて、犬って凄く得していると思う。

そして次に、これが一番かな?

【従順】であること。

飼い主に対しての従順度をはかる身近な手段として【待て】があります。猫はどんなにしつけをしても待ちません。中には待てる猫もいるかもしれませんが、基本的には単独行動でリーダーを作らない動物なので、指示される事を極端に嫌うように感じます。しかし犬は真逆でリーダーを決めて群れで生活する名残から、飼い主をリーダーとさえ認めてくれればとことん指示に従う動物です。飼い主を頼りにしている為、必然的に猫よりも飼い主の側にいる時間が長くなりがちですが、その長い時間を共有する上で【従順さ】というのは非常に重要な事項です。勿論最初のしつけが肝心で、ある程度の期間で主従関係が築けなかった場合は恐らく無惨な結果となり、トレーナーさんのお世話が必要になるかも。。

猫と比べた際の【犬の良さ】は他にもありますが、このあたりで切り上げます。

続いて、犬を飼うことによる【メリット】と【デメリット】。

まずはデメリット。

①しつけが大変(室内犬の話)

しつけにも色々ありますが、特にトイレのしつけが大変。トイレのしつけに関しては【猫は不要】。びっくりするほど不要。こんな動物他にいない。ちなみに犬は数ヶ月かかりますよ。おしっこやうんちは1日に何度もします。それなりに覚えてもらうのに、うちは2匹とも半年は掛かりました。そして未だにミスをする事もあります。これはかなりのストレスで、普段どんなに良い子で可愛くても爆発しそうになります。いや、爆発しちゃってるかな(^-^; 教え方は犬各々になりますから、ネット記事や本、YouTubeなど見て情報を仕入れて良い方法を試しながら見つけていく作業になります。中には家ではせず散歩の際まで我慢するワンちゃんもいるようですが…可哀想でうちでは取り入れません。

余談ですが、犬種によって賢さに差が出ることはないようです。犬の賢さは飼い主の教え方次第。競技とかだと犬種によって向き不向きはあるにせよ、お利口さんのワンちゃんは飼い主さんの努力の賜物なのです。「わぁ、お利口さん!」と思う犬がいたら、是非とも飼い主さんを誉めてあげてください。笑

②体臭がある

糞尿に関しては猫より匂わない気がします。しかし猫の体臭は無いに等しい反面、犬は独特の匂いを発します。定期的にシャワーで綺麗にする必要があります。またシャワー後は自分で毛繕いができないため、ドライやブラッシングが必要。時間も体力も必要になります。また犬が寛ぐクッションなど、様々な家具にも匂いが移るため洗濯の回数が増えます。

③散歩が必要

小型犬は毎日しなくても良いとされていますが、あの楽しさを味わった犬としては毎日行きたいはずです。小型犬で15分~30分程度必要ですから、これも飼う側の時間と体力が必要になります。ヘトヘトに疲れていても行きましょう。今から飼おうと思っている人、覚悟が必要ですよ。

④年に2回くらい、季節の変わり目で抜け毛が多くなる

犬って抜け毛が少ない動物だと思っていましたが、ポメラニアンは想像以上に多いです。生え代わりの時期は掃除やブラッシングが大変です。ちなみに昔実家にいたラブラドールレトリバーは短毛だからか?それほど気になりませんでした。気のせいかな?

⑤鳴き声がうるさい

神経質なポメラニアンなど小型犬は特にうるさいです。最初のしつけで軽減はされると思います。見知らぬ侵入者には、こちらが【やめろ】と指示するまで吠えて威嚇するので、番犬にはもってこいかな(^-^;

おっとっと

デメリットばかりになってしまうので、そろそろメリットも紹介しましょう。

①身体を動かす機会が増える

僕は元々出不精なのですが、犬の散歩の為出歩くようになりました。今となってはイヤイヤ散歩に付き合っている訳ではなく、共に散策することに幸せを感じています。趣味になってしまいました。僕自信、車メインでして普段歩かない生活を送っているので運動不足も解消できて一石二鳥。また、散歩をすることで、自分の住む島にこんなとこがあったのか!など、新たな発見も多いです。グーグルアースで次の散歩場所を探すのも楽しみの一つとなっています。

②不思議と日々のストレスがたまらない

犬と一緒にいる時は幸せな気持ちになれます。猫も同様ですが、側にいる時間が犬の方が必然的に長くなる為、犬を飼うメリットになりうると思います。脳内でオキシトシン(大麻と同じらしい)が分泌される為だそうで、科学的に証明されているようです。また、犬は飼い主の顔色を常に伺い、気落ちしている時にはそっと寄り添い慰めて?くれますから、早く元気になれるはず。

③夫婦の関係が良好に

一緒に出かける機会が多くなる為、散歩コースに関してやお出掛けしたあとの感想など、共通の話題が必然的に多くなり、会話が増えた気がします。

…他にもたくさんありますが

とにかく、、何が言いたいかと言うと、、

【毎日がハッピーになる】

ということです。

猫を飼うよりはるかに苦労が多い犬ですが、この幸福感は何ものにも代えがたい。

毎日ハッピーになりたければ、個人的には猫より犬がオススメです。犬種はやはりポメラニアンかな(^_^)

ボクたちに注いでくれている無償の愛はプライスレス。君たちが生きている限り、一生懸命返していくからね。あ、ひろポンもねー。

ではでは~

追記

犬と猫を同時に飼う場合ですが、猫は自己主張が犬に比べるとかなり弱いにもかかわらず、飼い主は自己主張の強い犬に目が行きがちになり、猫はストレスを溜めると思います。犬も自分の縄張りから猫を追い出すようになります。【先住者が猫】の場合は特に、彼らの生活環境が一変することを忘れずに、フォローを心掛けてあげてください。