クラカケチョウチョウウオの生態情報求む

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2018年4月1日より新料金体制となっております

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下記日程は定員に達したなどの理由でご予約を締め切らせていただきます

 

・6月28日~6月30日
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☆イベント情報☆(開催順)

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②サンゴの産卵を狙おう!ナイトダイブ強化週間!(5月28日~6月2日)

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③オイランハゼを狙おう!魅惑のビーチダイビング!(6月3日)

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 スライドトークショーやフォトコン審査委員長を担当するのは写真家古見きゅう氏に決定!

 

⑤写真家古見きゅうがガイドする石垣島の海!(6月15日~6月17日)

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平成30年5月9日

 

 

 

こんにちは!

 

昨日、一昨日とノーゲストのため

もう十分すぎるくらい寝て、しっかり窒素も抜けました!

今日からまたしばらく海が続きますが、元気いっぱいで乗り切れそうです(‘ω’)

 

 

さて、いよいよ沖縄は梅雨入りしましたが

今日の石垣島はまさに梅雨らしい天気。

風は北寄りの風だったので、ムシっと というよりも

肌寒い一日となりました(^^;)

 

 

今日は竹富島南エリアでの3DIVE。

昨日の豪雨の影響か、潮位の低い午前中は透明度がいまいちでしたが

徐々に沖から綺麗な水が流れ込み、綺麗になっていきました☆

ただ、綺麗な水は温度が低かった(^^;)

 

 

そんななか、久しぶりにクラカケチョウチョウウオを発見。

 

 

 

 

 

パンダか狸みたいな顔でかわいらしいチョウチョウウオの仲間ですが

この子、国内ではなかなか見ることが出来ない稀種として紹介されています。

石垣島も例外ではなく

僕は過去に、名蔵湾のとあるポイント、川平石崎のマンタポイント
そして今日潜ったこのポイントの3か所でしか見たことがありません。

ちなみに今日潜ったこのポイントでは

数年前にも見られていました。

一時いなくなったのですが、今日久しぶりにお目にかかりました。

チョウチョウウオの寿命は、その大きさによって若干変わるのかどうなのか

色々調べても定かではありませんが(アクアリストの記事しか見当たらない・・・)

この子が以前見ていた子と同じ子なのか

はたまた、別の子なのか

特にチョウチョウウオは全部同じ顔に見えてしまうのでわかりませんが

もしかしたら同じ子なのかもしれません。

 

ちなみにこのクラカケチョウチョウウオは

国内で稀種と言われるだけあって

過去に2匹がペアになって生活しているのを見たことがありません。

チョウチョウウオの仲間は基本的にペアリングして生活するのですが

クラカケチョウチョウウオは国内の海で繁殖しているのではなく

潮(黒潮?)によって南から流されてきた幼魚がある場所に定着し

そのままそこで成長を遂げていると思われるので

相方を見つけることが出来ず、他のチョウチョウウオの仲間とペアになっているわけです。

その相方として選ばれているのが、THEチョウチョウウオ(正式名称はチョウチョウウオですがややこしいのでTHEを付けます)。

上のクラカケチョウチョウウオの右に黄色いチョウチョウウオが確認できると思いますが

それがTHEチョウチョウウオです。

 

このTHEチョウチョウウオは沖縄以外の温帯域でも見ることが出来るチョウチョウウオで

たいして綺麗でもないので、まず紹介されることはないお魚です。

 

が、レアなクラカケチョチョウウオが相方として選ぶのはいつも決まってこのTHEチョウチョウウオなんです。

もしかしたら、他のチョウチョウウオとペアになっているのを目撃したことがある人もいるかもしれません。

しかし僕個人では、THEチョウチョウウオ意外と寄り添っているのは見たことがありません。

 

 

 

ちなみに、稀種と言われているチョウチョウウオの中でも

石垣周辺では時折見られ

尚且つペアで見たことが無いチョウチョウウオの仲間がもう1種います。

オウギチョウチョウウオです。

 

 

もしかしたら見たことない人も多いかもしれません(^^;)

昔は御神崎あたりで潜っていたらいっぱいいたんだけどな~。

 

 

 

ちなみに、このオウギチョウチョウウオは

単体、もしくは(というかほとんどは)ハナグロチョウチョウウオとペアになっていることが多いです。

 

 

 

奥の線の黄色いのがハナグロチョ
ウチョウウオです。

 

 

まぁ、相方が見つからないオウギチョウチョウウオからすると

模様も形もそっくりだし、気持ちはわからんでもありません(^^;)

 

 

 

しかし、上に載せたクラカケチョウチョウウオは

似ても似つかないTHEチョウチョウウオとなぜ一緒にいるのか。

 

 

 

もし異種間で繁殖が行われた場合

ハイブリット種が誕生する可能性があります。

これまでに、ハイブリットと言われているチョウチョウウオの仲間は数多く見つかっています。

が、クラカケチョウチョウウオとTHEチョウチョウウオのハイブリットって聞いたことがないんです。

少なくとも僕は知りません。

 

 

それはとりあえず置いておいて

なぜクラカケチョウチョウウオがTHEチョウチョウウオとペアになるのか

ではなく、どういった経緯でペアになるのか。

今まで深く考えておりませんでしたが

恐らく、南から流れてきたクラカケチョウチョウウオが

石垣島のとある場所に流れ着き、その場に定着。

そこでたまたま単体で生活していたTHEチョウチョウウオと

何かしら人間には理解できない本能的なもので結びつき共同生活を始める。
もしかしたら繁殖行動もあるかもしれないけど

この2種はそれがうまくいかず、ハイブリット種は出現しない。

もしくは、いまだ発見されていない。

 

という感じで僕の中で落ち着いていたのですが

今日びっくりする光景を目の当たりにしました。

 

まさに僕の目の前で、ペアになっていたTHEチョウチョウウオ2匹の間に割り込み

片方を激しく追い払っていたんです。

追い払われたTHEチョウチョウウオはものすごく遠くまでクラカケチョウチョウウオに追いかけられ

元々ペアだったTHEチョウチョウウオは離れ離れに・・・

そこへ
片方を激しく追い払っていたクラカケチョウチョウウオが戻ってきて

残されたTHEチョウチョウウオに寄り添っておりました。

 

しばらく見ていると、そのうち追い払われたTHEチョウチョウウオが元の場所に戻ってきたのですが

それを見つけたクラカケチョウチョウウオは、再度激しく追い払い。

それを何度か繰り返すうち

追い払われたTHEチョウチョウウオが戻ることはありませんでした。

 

 

クラカケチョウチョウウオとTHEチョウチョウウオは

自然と単体同士で巡り合って、お互いの同意(勘違い?)がありペアになるのかと思っていましたが

今日の様子を見る限り、そうとも言い切れないんです。

流され者で可哀そうなイメージのクラカケチョウチョウウオでしたが

今日から見る目が変わってしまいましたよ(^^;)

 

 

詳しい方、教えて頂きたいですm(__)m

 

 

 

 

 

その他

 

 

 

イソマグロはピークを過ぎて減少傾向のようです。

というか今日はそもそも潮の向きが変わるのが早すぎて、失敗でした(^^;)

 

 

 

 

 

 

好きなウミウシベスト3に入るアカテンイロウミウシ☆

 

 

 

 

 

 

ミカドウミウシの幼体。

これがあんなサイズになるとは・・・

 

 

 

 

 

アマミスズメダイの幼魚。

まだぎりぎり可愛いサイズですが

どれもそこそこ大きくなってきております(^^;)

 

 

 

 

 

 

安定の可愛さ、クマノミさん☆

 

 

 

 

 

ヒロミに名前聴いたけど忘れた(^^;)

 

 

 

 

ザコです。ハナミドリガイ☆

 

 

 

 

ウミウシについているところが見たいな~。ウミウシカクレエビ。

ナマコばっかり(^^;)

 

 

 

 

 

などなど、他にも色々見られましたが今日はこのへんで(‘ω’)

 

また明日お会いしましょう!

 

 

BY たけ